特集 アブレーションの常識・非常識 その治療、的確ですか?
治す Brugada症候群に対するカテーテルアブレーションの有用性
因田 恭也
1
1名古屋大学 大学院医学系研究科循環器内科学
キーワード:
Quinidine
,
心室細動
,
心電図
,
心膜
,
電気的除細動
,
薬物抵抗性
,
カテーテルアブレーション
,
期外収縮-心室性
,
植込み型除細動器
,
Cilostazol
,
Brugada症候群
,
再分極
,
脱分極
Keyword:
Cilostazol
,
Drug Resistance
,
Electric Countershock
,
Electrocardiography
,
Pericardium
,
Quinidine
,
Ventricular Fibrillation
,
Catheter Ablation
,
Defibrillators, Implantable
,
Ventricular Premature Complexes
,
Brugada Syndrome
pp.571-577
発行日 2018年6月9日
Published Date 2018/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018307908
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<Point>1 Brugada症候群に対するアブレーションターゲットには、トリガーである心室期外収縮と不整脈基質である右室流出路心外膜側異常心筋とがある。2 不整脈基質アブレーションによりBrugada型心電図は正常化し、心室細動誘発ができなくなる症例が多く認められる。3 Brugada症候群のアブレーションは心室細動発作が頻回に認められる症例に有用であるものの、長期成績は不明であるためICDは必要である。
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