特集 症候別画像診断プロトコル
疾病診断(症候別) 小児診断 胸部 MRIとCTの適応[MRI/CT] 腫瘍および血管・気道評価
青木 英和
1
,
堤 義之
1国立成育医療研究センター 放射線診断科
キーワード:
胸椎
,
胸部疾患
,
MRI
,
神経芽腫
,
脊椎腫瘍
,
胸部CT
,
肺動脈気管迂回症
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Neuroblastoma
,
Thoracic Diseases
,
Thoracic Vertebrae
,
Spinal Neoplasms
pp.98-99
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019184021
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小児の胸部疾患における日常診療において, 最も高頻度に汎用される画像診断モダリティは 非造影撮影であることに異論はなく,ほぼすべ ての胸部・縦隔疾患に対してまず行うべき検査 である。先天性心疾患,肺野・気道形態や気道 狭窄の原因となる異常の評価,肺炎や縦隔膿瘍 などの炎症巣評価,腫瘍の質的診断や進展範囲 の評価が必要となる症例などで,MRIやCTが 適応となる。本稿では,胸部MRIおよびCTが それぞれ最善と考えられる疾患について,当セ ンターで経験した症例を中心に述べる。
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