特集 骨格筋の画像診断
骨化性筋炎の画像診断
小池 玄文
1
,
上谷 雅孝
1長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科放射線診断治療学
キーワード:
X線診断
,
筋炎-骨化性
,
MRI
,
鑑別診断
,
X線CT
,
骨肉腫-傍骨性
,
早期診断
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Myositis Ossificans
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Radiography
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Osteosarcoma, Juxtacortical
,
Early Diagnosis
pp.600-606
発行日 2017年5月26日
Published Date 2017/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017236120
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骨化性筋炎は良性の異所性骨化をきたす良性病変で,外傷性と非外傷性のものがある。早期における画像所見は非特異的で,種々の病変との鑑別が必要であるが,2~8週の経過で石灰化・骨化が病変の辺縁主体に進行し,境界明瞭なリング状の骨化を形成することが特徴である。MRIでは石灰化・骨化の描出が早期では困難で,単純X線写真やCTを参照することが重要である。
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