特集 Q&Aでおさえるvascular imaging最重要ポイント
大動脈 高安動脈炎の急性期、慢性期、再燃期の画像の違いを教えてください
坂本 一郎
1
1長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科放射線診断治療学
キーワード:
再発
,
高安動脈炎
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
CT血管造影
,
PET-CT検査
,
胸部CT
,
病態生理
Keyword:
Positron Emission Tomography Computed Tomography
,
Computed Tomography Angiography
,
Recurrence
,
Takayasu Arteritis
,
Fluorodeoxyglucose F18
pp.284-285
発行日 2017年3月26日
Published Date 2017/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017167687
- 有料閲覧
- 文献概要
1.急性期では,大動脈とその主要分枝,および肺動脈に全周性の壁肥厚および壁の造影効果を認める(図1)2.慢性期の血管病変は,狭窄・閉塞性病変が多いが,拡張性病変や動脈瘤も見られる。また壁肥厚とともに壁の石灰化が認められる(図2)3.再燃期では,慢性期の所見に加え,壁肥厚の増強や壁の造影効果が認められるが,活動性の評価は必ずしも容易ではない(図3)
Copyright© 2017 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.