症例と治験
巨大後節を伴った内側半月損傷4例
荒木 祥太郎
1
,
平中 良明
,
立花 章太郎
,
生田 健明
,
大島 隆司
,
古賀 敬章
,
圓尾 明弘
,
宮 秀俊
,
村津 裕嗣
1製鉄記念広畑病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
関節鏡法
,
交通事故
,
MRI
,
スポーツ障害
,
半月損傷
,
マラソン
,
事故による外傷
Keyword:
Accidents, Traffic
,
Tibial Meniscus Injuries
,
Accidental Injuries
,
Athletic Injuries
,
Arthroscopy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Radiography
pp.1309-1313
発行日 2019年12月19日
Published Date 2019/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020084909
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前節が正常にもかかわらず,後節が巨大かつ脛骨内顆関節面後方の陥凹を特徴とする内側半月損傷例を4例経験した。4例ともに比較的若年で,1例を除き明らかな外傷歴を有さず,広範な後節の水平断裂を認め,その臨床症状は比較的軽微であった。筆者らが経験した半月形態異常は,従来の内側円板状半月とは異なる点も多く,新たな病態の可能性が示唆された。
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