特集 半月板損傷治療の最新情報
半月板損傷治療の現状と課題 内側半月板後角損傷に対する修復術+centralizationと骨切り術の併用
村瀬 熱紀
1
,
野崎 正浩
,
小林 真
,
土屋 篤志
1春日井市民病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
関節鏡法
,
骨切り術
,
MRI
,
縫合法
,
外傷重症度指標
,
関節痛
,
治療成績
,
半月損傷
Keyword:
Tibial Meniscus Injuries
,
Arthroscopy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Osteotomy
,
Radiography
,
Suture Techniques
,
Trauma Severity Indices
,
Treatment Outcome
,
Arthralgia
pp.273-279
発行日 2018年3月19日
Published Date 2018/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018156968
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近年、半月板機能を維持するための内側半月板後角の重要性が報告され、内側半月板後角損傷に対するpull-out手術などが注目され、多くの報告がされている。しかしながら筆者らは、pull-out手術後に半月板逸脱が改善されない症例を数例経験した。内側半月板逸脱の残存は、KL分類のgradeの進行などの問題点が報告されている。そこで筆者らが施行している内側半月板後角損傷に対するpull-out修復術+centralizationと骨切り術の併用の方法を報告する。
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