特集 胸郭出口症候群の診断と治療
胸郭出口症候群の診療における超音波診断装置の活用
古島 弘三
1
,
井上 彰
1慶友整形外科病院 胸郭出口症候群治療研究センター
キーワード:
腋窩動脈
,
胸郭出口症候群
,
血栓症
,
鎖骨下動脈
,
診断用機器
,
パルスDoppler超音波診断
,
三次元イメージング
,
CT血管造影
,
超音波プローブ
,
鎖骨下動脈閉塞症
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Axillary Artery
,
Thrombosis
,
Thoracic Outlet Syndrome
,
Subclavian Artery
,
Ultrasonography, Doppler, Pulsed
,
Diagnostic Equipment
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.1032-1040
発行日 2019年10月19日
Published Date 2019/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020037594
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胸郭出口症候群の画像検査では,腕神経叢造影や造影3D-CTなどの検査が今まで行われてきたが,被ばくや造影剤などの侵襲を伴うため全例が適応とはならない。当院では2015年より非侵襲的で比較的簡易な超音波診断装置(エコー)を用いた検査を導入してきた。本稿では,当院で行っているエコー検査の実際について詳述する。
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