特集 橈骨遠位端骨折治療Update
Smith骨折は手掌接地で発生する
松浦 佑介
1
,
六角 智之
1千葉大学 大学院医学研究院整形外科学
キーワード:
生体力学的現象
,
骨セメント
,
死体
,
セメント合着
,
X線CT
,
転倒・転落
,
橈骨骨折
,
コンピュータシミュレーション
,
有限要素解析
Keyword:
Accidental Falls
,
Biomechanical Phenomena
,
Bone Cements
,
Computer Simulation
,
Cementation
,
Cadaver
,
Radius Fractures
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Finite Element Analysis
pp.862-868
発行日 2019年8月19日
Published Date 2019/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019387471
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Smith骨折は歴史的に、手関節掌屈位で手背部を接地することで発生すると信じられてきた。しかし、臨床的にSmith骨折の多くは手関節軽度背屈位で手掌部を接地して受傷しており、さらにそのメカニズムを有限要素解析、新鮮凍結屍体を用いた基礎研究より証明した。
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