特集 橈骨遠位端骨折治療Update
機能低下を最小限にする橈骨遠位端骨折の保存療法
高畑 智嗣
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1上都賀厚生農業協同組合連合会上都賀総合病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
転倒・転落
,
橈骨骨折
,
スプリント
,
整形外科的マニピュレーション
,
骨折-関節内
,
骨折非観血的整復
Keyword:
Closed Fracture Reduction
,
Accidental Falls
,
Manipulation, Orthopedic
,
Splints
,
Radius Fractures
,
Radiography
,
Intra-Articular Fractures
pp.762-768
発行日 2019年8月19日
Published Date 2019/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019387460
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橈骨遠位端骨折の保存療法の目標は、変形防止よりも患肢機能の低下防止が重要である。外固定中の患肢機能の低下を防止するには患肢を動かすことが重要で、そのために患肢で握ってつまめる外固定を作製する。除痛のために固定性も重要であり、前腕キャストか逆シュガートングを勧める。
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