特集 骨脆弱を伴う骨折の治療
重度骨粗鬆症患者の橈骨遠位端骨折治療のキーポイント
小笹 泰宏
1
,
射場 浩介
,
山下 敏彦
1札幌医科大学 医学部整形外科
キーワード:
内固定法
,
骨粗鬆症
,
骨プレート
,
橈骨骨折
,
骨折-骨粗鬆症性
,
保存的療法
Keyword:
Conservative Treatment
,
Bone Plates
,
Fracture Fixation, Internal
,
Osteoporosis
,
Radius Fractures
,
Osteoporotic Fractures
pp.672-678
発行日 2019年7月19日
Published Date 2019/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019311543
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骨脆弱性を認める重度骨粗鬆症患者の橈骨遠位端骨折に対する手術では、掌側ロッキングプレートを用いた強固な内固定が骨折部の良好な安定性に有用である。一方、大部分の患者が高齢者であり、画像所見と手関節機能の相違についても念頭に置き、症例に合わせた治療目標を慎重に検討する必要がある。
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