特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患に対する治療の実際 脳性麻痺児の股関節疾患に対する治療
岩瀬 大
1
,
相川 淳
,
目時 有希恵
,
高相 晶士
1北里大学 医学部整形外科学
キーワード:
Baclofen
,
関節可動域
,
筋痙縮
,
股関節脱臼
,
骨切り術
,
四肢麻痺
,
脊椎内投与
,
脳性麻痺
,
Botulinum Toxin Type A
,
関節痛
,
神経根切断術
,
筋移行術
,
筋解離術
Keyword:
Cerebral Palsy
,
Baclofen
,
Hip Dislocation
,
Injections, Spinal
,
Muscle Spasticity
,
Osteotomy
,
Quadriplegia
,
Range of Motion, Articular
,
Arthralgia
,
Botulinum Toxins, Type A
,
Rhizotomy
pp.108-114
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047077
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主に小児の痙直型脳性麻痺股関節(亜)脱臼における治療を中心に述べる。薬物療法には内服治療のほかにボツリヌス毒素注射、バクロフェン髄腔内投与などがあり、脳神経外科的治療には選択的脊髄後根遮断術、そして整形外科的治療には筋解離術、関節授動術、骨性手術などがある。これらの治療に対し歴史的な背景および現在に至る治療のあり方について説明する。
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