特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患に対する治療の実際 エビデンスから考える成人への橋渡しとしての小児股関節治療
小林 大介
1
1兵庫県立こども病院 リハビリテーション科
キーワード:
X線診断
,
関節疾患
,
牽引(整形外科)
,
股関節
,
股関節脱臼-先天性
,
骨壊死
,
骨切り術
,
内固定法
,
Evidence-Based Medicine
,
Riemenbuegel装具
Keyword:
Fracture Fixation, Internal
,
Hip Dislocation, Congenital
,
Joint Diseases
,
Hip Joint
,
Osteonecrosis
,
Osteotomy
,
Radiography
,
Traction
,
Evidence-Based Medicine
pp.115-122
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047078
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
多くの小児股関節専門医は新生児期~学童期の股関節疾患の治療を行うが、患者が成人した場合成人股関節専門医に引き継ぐこととなる。小児股関節専門医と成人股関節専門医が学会などで意見を交換する機会は少なく、お互いの意識のずれが明らかになることも少なくない。本稿では小児股関節専門医の立場から、いかにして成人股関節専門医に小児期から治療してきた患者を引き渡すのが、患者にとってメリットがあるのかを論じてみたい。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.