特集 運動器画像診療の最前線
各モダリティの最前線 CT・MRI最前線 リアルタイム4Dイメージング
後藤 晃
1
1大阪大学 大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
キーワード:
MRI
,
手関節
,
X線CT
,
母指
,
三次元イメージング
,
手根中手関節
,
四次元CT
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Thumb
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Wrist Joint
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Carpometacarpal Joints
,
Four-Dimensional Computed Tomography
pp.16-20
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018192540
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ここまできた最前線
● X線CT装置の超高速撮像技術の進歩により,現在ではリアルタイムで鮮明な画像が撮 像できる。超高速で得られるリアルタイムイメージングは3D画像に時間軸を加えた 4D画像と考えられており,4D動態解析として利用されている。これにより,真の生 体の関節機能を考慮した診断が可能となりつつある。 ● 近年,MRIの性能向上に伴い撮像時間が大幅に短縮され,リアルタイム4Dイメージン グが可能となった。コイルを含めたハード面でのMRI装置の改良,ソフトの面での撮 像法の進歩によって,リアルタイム4Dイメージングの進歩と向上が予想される。
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