特集 凍結肩の最新の知見と治療法
Dynamic MRIが捉えたburning signとmanipulationによる骨軟部損傷
笹沼 秀幸
1
,
飯島 裕生
,
竹下 克志
1とちぎメディカルセンターしもつが スポーツ健康科・整形外科
キーワード:
肩関節
,
関節可動域
,
関節周囲炎
,
骨疾患
,
MRI
,
軟部組織損傷
,
関節授動術
Keyword:
Bone Diseases
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Periarthritis
,
Shoulder Joint
,
Range of Motion, Articular
,
Soft Tissue Injuries
pp.1028-1037
発行日 2017年10月19日
Published Date 2017/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018015531
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はじめに
凍結肩は,肩甲上腕関節の可動域(range of motion;ROM)制限と肩の痛みが特徴である運動 器疾患の代表であるが,病因と病態は完全には解 明されていない。近年,画像検査の主軸の1つで あるMRIは高解像度化と新しい撮像技術の導入に より,運動器疾患における診断と治療評価に大い に役立つことが期待されている。 本稿では,筆者らが取り組んでいるMRIを用い た凍結肩の病態解明と治療評価について報告す る。
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