特集 高齢者脊椎疾患の診断・治療の最近の進歩
診断 脊髄Diffusion Tensor Imagingによる頸部脊髄症の予後予測
牧 聡
1
,
國府田 正雄
,
古矢 丈雄
,
山崎 正志
,
大鳥 精司
1総合病院国保旭中央病院 整形外科
キーワード:
コンピュータ支援画像診断
,
整形外科
,
ソフトウェア
,
ROC曲線
,
異方性
,
後縦靱帯骨化症
,
頸椎症性脊髄症
,
拡散テンソル画像
Keyword:
Image Interpretation, Computer-Assisted
,
Software
,
ROC Curve
,
Anisotropy
,
Ossification of Posterior Longitudinal Ligament
,
Orthopedic Procedures
,
Diffusion Tensor Imaging
pp.26-31
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017405451
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Summary
進行した頚部脊髄症に対しては手術療法が適応となるが,術後の神経症状の予後予測は難しい。 本稿では,頚部脊髄症手術症例に対して,術前拡散テンソル画像(diffusion tensor imaging; DTI)による手術成績予測について概説した。DTIは頚部脊髄症の手術予後を予測する有用なツー ルであり,特にDTIパラメータの1 つ,fractional anisotropy(FA)値は術後成績を予想するうえ で重要な役割を果たす可能性がある。
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