特集 拡散強調像:最近の技術動向と臨床展開
拡散MRIトラクトグラフィの現状
神谷 昂平
1
,
鈴木 雄一
1東京大学医学部附属病院 放射線科
キーワード:
腫瘍侵入性
,
鑑別診断
,
脳腫瘍
,
脳浮腫
,
異方性
,
中枢神経系血管奇形
,
拡散MRI
,
拡散テンソル画像
,
画素値
Keyword:
Brain Neoplasms
,
Brain Edema
,
Diagnosis, Differential
,
Neoplasm Invasiveness
,
Anisotropy
,
Central Nervous System Vascular Malformations
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Diffusion Tensor Imaging
pp.1012-1020
発行日 2019年9月26日
Published Date 2019/9/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019368779
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拡散MRIの応用の1つ,トラクトグラフィは神経線維を非侵襲的に描出する試みであり,特に脳腫瘍治療前のマッピングにおいて臨床上の利益をもたらしている。また,近年では脳内ネットワーク解析においても大きな役割を担っている。本稿では,前半で拡散MRIトラクトグラフィの現状と臨床での実用について述べ,後半でピットフォールや最近の潮流に触れる。
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