特集 高齢者脊椎疾患の診断・治療の最近の進歩
診断 MRIによる定量的画像解析法を用いた椎間板および傍脊柱筋の解析
高島 弘幸
1
,
山下 敏彦
1札幌医科大学附属病院 放射線部
キーワード:
磁気共鳴スペクトロスコピー
,
MRI
,
脊椎すべり症
,
腰椎
,
腰痛
,
椎間板変性
,
慢性疼痛
,
多裂筋
,
大腰筋と小腰筋
,
椎間板線維輪
,
アラインメント
,
脂肪化
,
縦緩和時間
,
横緩和時間
Keyword:
Annulus Fibrosus
,
Lumbar Vertebrae
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Magnetic Resonance Spectroscopy
,
Spondylolisthesis
,
Psoas Muscles
,
Low Back Pain
,
Intervertebral Disc Degeneration
,
Paraspinal Muscles
,
Chronic Pain
pp.19-25
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017405450
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Summary
画像診断機器の進歩に伴い,さまざまな定量的解析方法が考案され,臨床や研究に応用されてい る。特にMRIに関しては,T1 rho(ρ)mappingおよびT2 mappingや脂肪含有量測定などを含め, 多くの報告がある。本稿では,これらの定量的解析法が,椎間板変性および筋の脂肪変性の解析や 腰痛に関連する研究に,どのように用いられているかを解説する。
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