特集 これだけ知っていれば実践できる!最先端の植込み型心臓不整脈デバイス治療
診る9
デバイス植込み時の皮膚切開,縫合,経過観察はどこを診る? 気を付ける?
森島 容子
1
,
森島 逸郎
2
1ヴェリテクリニック
2大垣市民病院循環器内科
キーワード:
デバイスポケット
,
局所組織灌流
,
形成外科医
,
創傷治癒
Keyword:
デバイスポケット
,
局所組織灌流
,
形成外科医
,
創傷治癒
pp.56-65
発行日 2024年1月9日
Published Date 2024/1/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001459
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形成外科医の目指す創傷治癒とは,傷を安全に早く治すこと,治った後の傷跡(瘢痕)・機能に最大限の配慮をすることである。そこで,これらのために何を意識しながら手術するべきかが大切になってくる。デバイスを扱う先生方はリードのマネジメントに集中することは当然だが,ポケットの創傷治癒過程のトラブルから創縁の壊死や血腫→感染→創離開→デバイスの露出となった場合,せっかくのマネジメントが台無しになってしまう。ちょっとした意識からこれらのトラブルは予防できる。今回,これらを形成外科医の立場から,先生方の皮膚の処置をみて感じたことをまとめた。
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