特集 併存疾患から考える心不全診療
治す11
心不全患者における治療ターゲットとして睡眠時無呼吸管理は有効か
谷津 翔一朗
1
1順天堂大学医学部附属静岡病院循環器内科
キーワード:
睡眠呼吸障害(SDB)
,
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)
,
中枢性睡眠時無呼吸(CSA)
,
持続的気道陽圧(CPAP)
,
適応補助換気(ASV)
,
横隔神経刺激(PNS)
Keyword:
睡眠呼吸障害(SDB)
,
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)
,
中枢性睡眠時無呼吸(CSA)
,
持続的気道陽圧(CPAP)
,
適応補助換気(ASV)
,
横隔神経刺激(PNS)
pp.968-975
発行日 2023年10月9日
Published Date 2023/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001341
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睡眠呼吸障害(SDB)は心不全に多く合併する併存疾患であり,心不全の原因,そして心不全の予後どちらにも強く影響を与えることが知られている。しかし,その治療法についてはまだ議論の余地がある。近年報告されている大規模臨床研究と,本年度改定された日本循環器学会のガイドラインを中心に本稿では概説する。
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