特集 心腎連関を再考する
診る3
肥満・糖尿病患者を心腎連関から診る
林 高則
1,2,3
,
窪田 直人
2,4
1国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所臨床栄養研究部栄養療法研究室
2東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科
3高島平中央総合病院糖尿病・内分泌代謝内科
4東京大学医学部附属病院病態栄養治療部
キーワード:
インスリン・グルカゴン分泌の異常
,
利用エネルギー基質
,
解糖系中間代謝産物
,
AMPK/SIRT1
,
mTORC1
Keyword:
インスリン・グルカゴン分泌の異常
,
利用エネルギー基質
,
解糖系中間代謝産物
,
AMPK/SIRT1
,
mTORC1
pp.508-514
発行日 2023年6月9日
Published Date 2023/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001243
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糖尿病や肥満は心疾患や腎疾患に共通するリスク因子であり,早期から心腎連関を見据えた治療が重要となる。本稿では糖尿病や肥満が心臓や腎臓に与える影響について,インスリン・グルカゴン分泌の異常や利用エネルギー基質の変化,細胞内の代謝・シグナルの変化に着目し解説していく。
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