特集 画像は治療の設計図 循環器診療に画像検査をどう活用するか
識る7
心臓MRIで冠動脈疾患ハイリスク患者同定にどこまで迫れるか?
野口 暉夫
1
1国立循環器病研究センター心臓血管内科部門冠疾患科
キーワード:
MRI
,
プラークイメージング
,
非造影T1強調画像
,
IPH(粥腫内血腫)
Keyword:
MRI
,
プラークイメージング
,
非造影T1強調画像
,
IPH(粥腫内血腫)
pp.579-584
発行日 2022年6月9日
Published Date 2022/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000947
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心臓MRIの非造影T1強調画像法により,冠動脈不安定プラークは高信号プラーク(HIP)として描出可能である。MRIを用いれば,不安定プラーク描出に造影剤は不要で被ばくもない。この利点を利用して,薬物によるプラーク安定化効果のモニタリングが繰り返し実施可能である。
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