特集 虚血評価はPCIの適応,治療をどう変えたか?
識る10
【Expertise】PETによるMBFR評価の意義
粟屋 徹
1
,
脇屋 桃子
1
,
国正 妙子
1
,
諸井 雅男
1
,
中村 正人
1
1東邦大学医療センター大橋病院循環器内科
キーワード:
PET
,
心筋血流予備能
,
MBFR
,
CFR
,
splenic switch off
Keyword:
PET
,
心筋血流予備能
,
MBFR
,
CFR
,
splenic switch off
pp.444-448
発行日 2021年5月9日
Published Date 2021/5/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000550
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Ischemia試験の結果により,経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention:PCI)の適応に関してさらなる検討が必要となった。近年,心筋血流予備能(myocardial blood flow reserve:MBFR)を評価し,PCIや冠動脈バイパス術(coronary artery bypass grafting:CABG)を検討することが予後の改善につながることがわかってきている。本稿では,MBFRの可能性,また限界や問題点に関してまとめる。
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