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セミナー 泌尿器科医に必要なPET検査の知識―有用性と問題点・5
前立腺癌診療におけるPET(PET/CT)の役割
The roles of PET and PET/CT in the diagnosis and management of prostate cancer
北島 一宏
1,2
,
千田 道雄
3
,
杉村 和朗
2
Kazuhiro Kitajima
1,2
,
Michio Senda
3
,
Kazuro Sugimura
2
1先端医療センターPET診療部
2神戸大学大学院医学系研究科生体情報医学講座放射線医学分野
3先端医療センター分子イメージング研究グループ
キーワード:
前立腺癌
,
PET
,
コリン
Keyword:
前立腺癌
,
PET
,
コリン
pp.139-148
発行日 2011年2月20日
Published Date 2011/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102211
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要約 現在広く癌診断に使われている18F-FDGは前立腺癌に対して集積が低く,保険適応されていないが,海外では11Cコリン,11C酢酸,18Fコリンなどの核種を使用したPET検査の有用性が報告されている。治療前の前立腺癌の存在診断や病期診断などの評価は空間分解能の高いMRIが優れるが,治療後の再発・遠隔転移診断,治療前の予後予測,治療効果判定などでは有用性が期待される。
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