特集 循環器疾患とフレイル対策・評価・マネジメント
診る3
循環器疾患患者の誤嚥リスクはどう評価する?
金丸 晶子
1
1東京都健康長寿医療センターリハビリテーション科
キーワード:
加齢と廃用による筋線維の発現変化
,
栄養
,
呼吸
,
サルコペニア・フレイル
,
摂食嚥下障害
Keyword:
加齢と廃用による筋線維の発現変化
,
栄養
,
呼吸
,
サルコペニア・フレイル
,
摂食嚥下障害
pp.408-416
発行日 2020年5月9日
Published Date 2020/5/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000203
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心大血管のリハビリテーションは早期介入が常識となっている。しかし,重症であればあるほど,治療侵襲が大きければ大きいほど,患者の体力消耗は著しい。また,その病態に陥る前にすでに廃用・フレイル・低栄養などの状態に陥っていることも少なくない。このような症例で急性期に誤嚥を引き起こすと,負の連鎖をきたし治療効果を引き出すのが非常に難しくなる。リハビリテーションにおいて,安全に栄養改善を図ることが何よりも重要である。個々の症例において,治療上の問題点を考える一助としてもらうため,嚥下について概説する。
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