特集 たくさんの症例でもっと地力が伸ばせる腹部画像診断【子宮編】
子宮頸癌
齋田 司
1
1筑波大学医学医療系 放射線診断・IVR学
pp.1094-1099
発行日 2026年9月26日
Published Date 2026/9/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000003498
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最新の『WHO分類』では,子宮頸癌はヒトパピローマウイルス(human papilloma virus:HPV)関連型と非関連型に大別される。頸癌は視診や生検による組織診断が容易なため,MRIの主な役割は存在診断ではなく「病期診断」にある。なかでも子宮傍組織浸潤の評価は,治療が手術から放射線治療へ移行する分岐点となるため,画像診断医の重要な責務である。近年は腺癌の割合も増加している。腫瘍が体下部へ及ぶ症例では原発巣(頸癌か体癌か)の同定が治療方針に直結するほか,腺癌は扁平上皮癌とは異なる進展様式を示すため,読影には注意を要する。

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