特集 基本的なIVRの手技のおさらい−故きを温ね新しきを知る−
バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術（BRTO）
原田 翔平
1
,
山本 晃
1
1大阪公立大学大学院医学研究科 放射線診断学・IVR学
キーワード：
インターベンショナルラジオロジー（interventional radiology：IVR）
,
バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術（balloon-occluded retrograde transvenous obliteration：BRTO）
,
胃静脈瘤（gastric varices）
Keyword:
インターベンショナルラジオロジー（interventional radiology：IVR）
,
バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術（balloon-occluded retrograde transvenous obliteration：BRTO）
,
胃静脈瘤（gastric varices）
pp.908-914
発行日 2025年8月26日
Published Date 2025/8/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002128
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BRTOは胃静脈瘤の治療法の1つであり，わが国では広く行われている。煩雑で難しい手技であるが，最近はCARTO–ⅡやGERTOといった新たなテクニックにより比較的簡易に手技を完遂できるようになっている。本稿では，胃静脈瘤に対するBRTOについて，基礎的な部分から概説する。
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