特集2 脈管奇形の画像診断とIVRのアップデート
動静脈奇形の分類やコンセプト,および Type Ⅱにおける治療方法について
宮内 亮輔
1
,
小野澤 志郎
1
,
黒木 一典
1
1杏林大学医学部付属病院 放射線医学
キーワード:
動静脈奇形(arterio–venous malformation:AVM)
,
NLE(NBCA+LipiodolⓇ+Ethanol)
,
Type Ⅱ AVM
Keyword:
動静脈奇形(arterio–venous malformation:AVM)
,
NLE(NBCA+LipiodolⓇ+Ethanol)
,
Type Ⅱ AVM
pp.476-484
発行日 2025年4月26日
Published Date 2025/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002025
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末梢の動静脈奇形(AVM)は四肢の浮腫,疼痛,潰瘍だけではなくときに心不全を引き起こし,生命にかかわる病態である。2006年にCho–Doらによって発表されたAVM分類におけるType Ⅱをわれわれは多く治療しており,本稿では主にAVMに対する全体的なコンセプトと,Type Ⅱ AVMに対する治療方法および当院での治療成績などを紹介する。

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