特集1 未来の病態を予測する読影法
急性腸管虚血の予後予測
首藤 直大
1
,
兵頭 朋子
2
1日本大学医学部附属板橋病院 放射線診断科
2近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門
キーワード：
腸間膜動脈閉塞（mesenteric arterial occlusion）
,
非閉塞性腸管虚血（non occlusive mesenteric ischemia）
,
腸間膜静脈塞栓（mesenteric venous thrombosis）
,
絞扼性腸閉塞（strangulating bowel obstruction）
Keyword:
腸間膜動脈閉塞（mesenteric arterial occlusion）
,
非閉塞性腸管虚血（non occlusive mesenteric ischemia）
,
腸間膜静脈塞栓（mesenteric venous thrombosis）
,
絞扼性腸閉塞（strangulating bowel obstruction）
pp.818-825
発行日 2024年7月26日
Published Date 2024/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001744
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腸管虚血が起こると死亡率は経時的に上昇するため，虚血過程のどの段階にあるかを画像で判定することが患者の予後予測において重要である。本稿では腸管虚血の経時的変化ならびに虚血の機序について説明する。
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