特集1 まれに出会うと悩ましい 肝病変の画像診断
肝腫瘍治療後にまれにみられる肝病変や肝実質の変化
友利 由佳理
1
,
西江 昭弘
1
,
石神 康生
2
1琉球大学大学院医学研究科 放射線診断治療学講座
2九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野
キーワード:
肝細胞癌(hepatocellular carcinoma;HCC)
,
治療後変化(post–treatment changes)
,
肝実質(liver parenchyma)
Keyword:
肝細胞癌(hepatocellular carcinoma;HCC)
,
治療後変化(post–treatment changes)
,
肝実質(liver parenchyma)
pp.600-611
発行日 2024年5月26日
Published Date 2024/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001698
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肝細胞癌(HCC)は治療選択肢の多い疾患で,背景の肝予備能や腫瘍径,進行期などによって変化する。放射線科医は治療後の画像を目にする機会も多く,正しく診断するためには治療ごとの肝腫瘍や肝実質の変化について精通しておく必要がある。本稿ではHCCを中心に,まれながら出会う可能性がある画像所見について概説する。
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