Current Topics 今どきの内視鏡インターベンション:術前,術後における画像診断のポイント
3. EUSガイド下胆膵内視鏡インターベンション:術前,術後画像診断のポイント
菅原 俊祐
1
1国立がん研究センター中央病院 放射線診断科
pp.1170-1173
発行日 2020年10月26日
Published Date 2020/10/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000412
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近年,胆膵領域の内視鏡インターベンションの技術,デバイスの発展は目覚ましいものがある。特にEUSガイド下の内視鏡インターベンションは比較的新しい領域であり1,2),胆膵内視鏡インターベンションの適応が大きく拡大しているとともに,胆膵内視鏡インターベンション術前後における画像診断のポイントも従来とは変化している。胆膵内視鏡インターベンションの種類や手技の詳細は別稿に詳述されているため,本稿では画像診断医が知っておくべきEUSガイド下インターベンションの術前チェックポイント,ならびに術後の画像所見について概説する。ちなみに,従来から広く行われている経乳頭的な胆膵インターベンションに付随する画像所見(ERCP後膵炎やESTに伴う後腹膜気腫・膿瘍など)はすでに知られている事項であることから,本稿では割愛する。
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