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特集 次世代を拓く整形外科教育
Ⅷ章.キャリアアップ
1.整形外科医が研究・開発をめざすとき
When an orthopedic surgeon aims to conduct research and development
齋藤 琢
1
T. Saito
1
1東京大学大学院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Graduate School of Medicine, The University of Tokyo, Tokyo
キーワード:
career advancement
,
basic research
,
graduate school
Keyword:
career advancement
,
basic research
,
graduate school
pp.674-677
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_674
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は じ め に
本学整形外科に入局してくる若手に整形外科に興味をもった理由,整形外科医を志した理由を聞くと,「身体を動かすことやスポーツに興味がある」,「手を動かし技術を習得して自らの手で患者さんを治療したい」,「教室の雰囲気がよい」,「いろいろなことにチャレンジできそう」といった答えが多い.整形外科というと「手術」,「スポーツ」といったイメージが一般的であり,研究に強い興味がある学生や臨床研修医は,進路として積極的に整形外科を選ぶ傾向はない.しかしながら,整形外科出身で,現在基礎研究の世界でご高名な先生は国内に多数いらっしゃる.大学院時代に基礎研究に従事し,夢中になった経験をおもちの整形外科の先生も多くいらっしゃるのではないか.整形外科の若手で手術の修練に励んでいる世代でも,研究への思いが芽生え,今後の人生の一時期でも研究に従事することを考えている者もいるに違いない.本稿では,日本の整形外科医が基礎研究や開発をめざす際のきっかけや,継続していく際の障壁について,自身の経験を交えて紹介する.

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