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メガネ型ウェアラブル6軸センサ
星野 孝斗
1
,
折田 純久
1
1千葉大学大学院融合理工学府基幹工学専攻医工学コース
pp.38-38
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_38
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ウェアラブルデバイスとは身体に装着して使用する情報機器の総称で,腕時計型やメガネ型,リング型など多様な形態があり,その利便性から医療・ヘルスケア分野での応用が急速に拡大している.過去の研究の一例として,腕時計型ウェアラブルデバイスを用いて腰痛患者の活動度を客観的に測定・評価し,健常者と比較して体幹の動きが有意に低下していることを報告した.さらに,腰痛患者がこのデバイスを腰部ではなく前腕に装着しても劣らず同様の活動量計測が可能であることが確認された.これにより,被験者の日常生活動作をウェアラブルデバイス装着により妨げることなく,自然な形で日常生活を送りながら活動度を客観的に測定可能であることが示された1).
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