整形トピックス
リアルハプティクス搭載パワーツールの医学的有用性の検証
若林 俊輝
1
,
小林 秀
1
1慶應義塾大学整形外科
pp.728-728
発行日 2025年6月1日
Published Date 2025/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei76_728
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整形外科手術においては,近傍に神経血管が走行している骨をドリルで切削する場面に多々遭遇する.ドリルで骨の切削を行う際,反対側の皮質骨を貫通したか否かを判断するのは術者の経験や感覚によるところが大きく,術者が慎重にドリル操作を行ったとしてもある一定頻度で神経血管損傷が発生してしまうのが現状である.そのため,こうした合併症を減らすためにはより安全性の高いシステムの開発が求められる.
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