誌説
手術支援ツールと若手教育
吉井 俊貴
1
1東京医科歯科大学整形外科教授
pp.318-318
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_318
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近年,整形外科領域の手術支援ツールは目覚ましい進歩を遂げている.代表的なものとして手術用ナビゲーションシステムがあげられる.ナビゲーションシステムは現在,整形外科,脳神経外科,耳鼻咽喉科領域で広く用いられており,整形外科では関節外科や脊椎外科の手術,骨・軟部腫瘍の切除縁の決定にも使われている.私が専門とする脊椎外科領域では,1996年にStealthStation(Medtronic社)が薬事承認され,手術用ナビゲーションが広く使用されるようになった.その後さまざまな他機種も承認され,現在それらの後継機種も開発されている.
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