整形トピックス
正面X線像から腰椎および大腿骨近位部の骨に関する数値を演算する人工知能(AI)骨粗鬆症診断補助システム
茂呂 徹
1
1東京大学大学院関節機能再建学講座
pp.272-272
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_272
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骨粗鬆症を早期に発見して治療に導き,脆弱性骨折を予防することは,医療のみならず社会的に喫緊の課題である.この課題の解決のため,筆者らは健康診断,入院・術前検査,任意の疾患の診断目的などで撮影されたX線像のみから,腰椎および大腿骨近位部の骨に関する数値[骨密度,若年成人平均値(YAM),Tスコアなど]を演算する,独創的な人工知能(AI)骨粗鬆症診断補助システムを創出した(特許取得済み)1,2).
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