Japanese
English
特別寄稿
整形外科勤務医の働き方改革
Work style reform for orthopedic surgeons at acute phase hospital
小久保 吉恭
1
,
中里 啓佑
1
,
佐藤 雄亮
1
,
原 慶宏
1
Y. Kokubo
1
,
K. Nakazato
1
,
Y. Sato
1
,
N. Hara
1
1武蔵野赤十字病院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Musashino Red Cross Hospital, Musashino
キーワード:
work style reform
,
orthopedics
,
acute phase hospital
Keyword:
work style reform
,
orthopedics
,
acute phase hospital
pp.49-52
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei74_49
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は じ め に
2019年4月から施行された「働き方改革関連法案」は医師に対しては5年間の猶予期間が設けられたが,2024年4月からは医師に対しても時間外労働時間の上限が厳格に規制される.当科の夜間・休日勤務は宿当直ではなく夜勤であるが,救急症例の手術に対しては夜勤のほかに日勤者も時間外労働で対応している.医師の労働時間の把握はむずかしいと指摘されているが,労働時間を管理するためには,労働を可視化する必要がある.当科において,時間外手術に関連した労働時間を削減するため,一部変則勤務を導入し,効果を検証したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023