Japanese
English
整形手術手技
ロッド連結脊椎後方固定延長術における連結方法と強度の検討
Methods and strength of rod connection in posterior spinal extended fusion
小島 利協
1
,
武村 憲治
1
,
柏崎 裕一
1
,
河合 孝誠
1
,
大藤 勇樹
1
T. Kojima
1
,
K. Takemura
1
,
Y. Kashiwazaki
1
,
K. Kawai
1
,
Y. Oto
1
1磯子中央病院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Isogo Central Hospital, Yokohama
キーワード:
rod connection
,
spinal extended fusion
,
method
,
strength
Keyword:
rod connection
,
spinal extended fusion
,
method
,
strength
pp.1085-1089
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei72_1085
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は じ め に
脊椎後方固定手術後の近位隣接椎間後弯変形(proximal junctional kyphosis:PJK)や椎体骨折・椎間障害などにより隣接椎間を含めた固定術が必要となった場合に,ロッド連結固定延長術は一つの選択肢となる1).ロッドが突出している場合には以前よりclosed/closed(C/C)コネクタでロッド連結が可能であったが,連結に十分なロッド突出がない場合であってもside open/closed(S/C)コネクタを使用してスクリュー間でロッド連結が可能となった.並列で連結するためロッドの走行がかわり,新たなスクリューと連結するためには手技の工夫が必要になる.本研究でわれわれは,ロッドを連結して固定範囲を延長するロッド連結固定延長術の連結方法と強度について検討したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021