Japanese
English
整形外科新技術
脊椎手術における仮想現実・複合現実の応用
Virtual reality and mixed reality in spine surgery
成田 渉
1
,
杉本 真樹
2
,
玉井 和夫
3
W. Narita
1
,
M. Sugimoto
2
,
K. Tamai
3
1亀岡市立病院整形外科・脊椎センター
2帝京大学冲永総合研究所
3亀岡市立病院
1Dept. of Orthop. Surg.Spine Center, Kameoka Municipal Hospital, Kameoka
キーワード:
virtual reality
,
mixed reality
,
spine surgery
,
pedicle screw
Keyword:
virtual reality
,
mixed reality
,
spine surgery
,
pedicle screw
pp.1103-1107
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_1103
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は じ め に
近年のコンピュータ技術の進歩により,画像を演算して人間の視覚に投入する技術に変革が起こってきている.仮想現実(VR)および拡張現実(AR),複合現実(MR)はその代表的なもので,普及がめざましい1,2).筆者はこれらを脊椎手術へ応用し,椎弓根スクリュー挿入手技のためのシミュレータや術中に患者個別の解剖を確認できる画像支援機器を開発した.本稿ではこれらの技術の概略および脊椎手術への応用と可能性について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2020