Japanese
English
器械
新しいコンピュータナビゲーション(仮想イメージ)システムFluoroNavTM
Image-guided Surgery using Computer-Assisted Stereotaxis (FluoroNavTM)
上村 幹男
1
,
中川 浩之
1
,
木下 哲也
2
,
湯澤 洋平
2
,
高橋 淳
2
,
中村 功
2
,
平林 洋樹
2
,
内山 茂晴
1
,
宮坂 忠篤
1
Mikio Kamimura
1
1諏訪赤十字病院整形外科
2信州大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Suwa Red Cross Hospital
キーワード:
computer-assisted surgery
,
コンピュータ支援手術
,
image-guided surgery
,
イメージガイド手術
,
pedicle screw
,
椎弓根スクリュー
,
stereotactic surgery
,
定位手術
Keyword:
computer-assisted surgery
,
コンピュータ支援手術
,
image-guided surgery
,
イメージガイド手術
,
pedicle screw
,
椎弓根スクリュー
,
stereotactic surgery
,
定位手術
pp.763-768
発行日 2001年6月25日
Published Date 2001/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903305
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抄録:FluoroNavTM(仮想イメージシステム)は術中のイメージ画像を利用する新しいイメージガイドシステムである.術前操作は全く必要がなく,キャリブレーションターゲットをイメージのC-アームに装着して画像を撮影するだけで,ナビゲーションが可能である.手術器具の位置を赤外線カメラで捉え,その位置がリアルタイムにモニター上のイメージ画像に表示される.精度検証には腰椎モデル10セット,50椎体を使用した.正面,側面2方向のイメージを撮影し,このデータに基づいてドリルガイドを用いてドリルで椎弓根にスクリュー刺入孔を作成した.また,モデル表面を触れて精度を確認した.ドリルの逸脱もなく,システムの精度はきわめて高かった.また,2方向の画像を同時に見ることはきわめて有用であり,椎弓根スクリュー刺入だけでなく骨接合術など様々な手術に応用可能である.
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