誌説
広範切除の作法
森井 健司
1
1杏林大学整形外科臨床教授
pp.1200-1200
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei69_1200
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整形外科領域の手術の多くは,解剖学的に危険な部位になるべく近づかない標準的な手順が決められています.外傷を例にとると,橈骨遠位端骨折,大腿骨頚部骨折など,力学的に破綻しやすい部位や受傷時の肢位に特徴があるため,例外はあるものの好発部位が明確であり,危険な神経や血管を露出することなく手術が完遂できる手順を定めることが可能です.
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