特集 人生の最終段階を支える医療―患者の歴史と医療をつなぐ
[Chapter 2] 機能別の強みを整理する
地ケア(地域包括ケア)病棟と地メディ(地域包括医療)病棟の使い方
仲井 培雄
1,2
,
西東 彩
3
,
市川 朋子
4
,
吉光 裕
5
,
西田 径
6
1医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院
2一般社団法人地域包括ケア推進病棟協会
3医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 入退院支援室
4医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 看護部
5医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 一般・消化器外科
6医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 医療企画部
キーワード:
multimorbidity(マルモ)
,
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
,
地域包括ケア(地ケア)病棟
,
地域包括医療(地メディ)病棟
Keyword:
multimorbidity(マルモ)
,
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
,
地域包括ケア(地ケア)病棟
,
地域包括医療(地メディ)病棟
pp.35-38
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika138_35
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★★★地域包括ケア時代のニーズは「治す医療」から,高齢multimorbidity(マルモ)患者を支える「治し支える医療」へ転換している.
★★地域包括ケア(地ケア)病棟は,2020年度からアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の実装が全患者の必須要件となり,すでに終末期を支える重要な場となっている.
★地域包括医療(地メディ)病棟は,10対1看護と多職種配置で高齢者救急を担うが,2026年度からの施設基準緩和(在院日数やADL基準など)により,普及が進むと期待される.
★★緩和ケア病棟が不足する地域では,急増する在宅看取りニーズ(非がんを含む)に応えるため,地ケア病棟が急性期一般病床などを補完代替する役割が強まると予想される.
★2026年度改定で緩和ケアの対象に末期腎不全・呼吸不全が追加されるなか,地ケア・地メディ両病棟は,がん・非がんを問わず終末期を支える新たな柱として期待されている.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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