特集 検証 平成28年度診療報酬改定
[病院種別影響]
地域包括ケア病棟協会
仲井 培雄
1
1地域包括ケア病棟協会
pp.991-995
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210384
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●平成28年度診療報酬改定で,手術・麻酔が出来高となり,地域包括ケア病棟の機能が充実して,届出が増えている.
●地域包括ケア病棟を有する病院は,その歴史や特徴とご当地ニーズに合わせて,高度急性期・急性期機能を有する「急性期ケアミックス型」,“ときどき入院 ほぼ在宅”の「地域密着型」,高度急性期病院のサテライトとしての「ポストアキュート連携型」,地域包括ケア病棟だけで構成される「地域包括ケア病院」の4つのタイプがあると仮説を立てた.
●今改定の方向性と4つのタイプを活かし,地域医療構想や地域包括ケアシステムの策定に参画し,基金を活用して地域に貢献することが,地域包括ケア病棟を届け出た病院に求められている.
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