特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第6章 消化管
[酸関連疾患]P-CABが使えるようになりました
沢田 明也
1
1大阪公立大学 消化器内科
pp.750-753
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_750
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酸関連疾患の今昔
胃食道逆流症(GERD)や胃・十二指腸潰瘍は代表的な酸関連疾患です.以前は第一選択薬の治療としてプロトンポンプ阻害薬(PPI)が推奨されていましたが,とくに重症逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍(Helicobacter pylori除菌療法)では,新たな酸分泌抑制薬であるカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)が第一選択薬として推奨されています.軽症逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍非除菌療法では,P-CABがPPIに加えて新たな選択肢となりました.なお,本邦で使用可能なP-CABはボノプラザンのみです.

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