特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第3章 血液
[鉄剤不耐容の鉄欠乏性貧血]鉄剤の定期的静注が必要ですか?
藤原 亨
1
1岩手医科大学医学部 臨床検査医学・感染症学講座
pp.654-656
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_654
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鉄剤不耐容の鉄欠乏性貧血の今昔
消化器症状などにより経口鉄剤の内服が困難な鉄欠乏性貧血患者には,かつては含糖酸化鉄(フェジン)の定期的な静注が行われていました.現在では,消化器系副作用の少ない経口鉄剤であるクエン酸第二鉄水和物(リオナ)や,1回で大量の鉄を経静脈的に補給できるカルボキシマルトース第二鉄(フェインジェクト),デルイソマルトース第二鉄(モノヴァー)といった新たな治療選択肢が利用可能となっています.

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