特集 UIPの壁を越えろ! 新しいびまん性肺疾患の診断治療指針を徹底解説
扉
立石 知也
1
1東京科学大学 呼吸・睡眠制御学講座
pp.344-345
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_344
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間質性肺炎,びまん性肺疾患に対しては,「UIP,NSIP,COPなど略語ばかりでわかりづらい」と思われる方は多いのではないであろうか.2025年に改訂された分類基準では,またもや新たにBIPやAMPという用語が出現し,専門とする医師の間でも「アルファベットのごった煮(実際alphabet soupと学会でもいわれていた)で混乱を生むのでは」という声も聞かれている(注).放射線学・病理学の進歩により得られた知見を統合しようとすると疾患のフレームワークが変わってしまい,それが専門医と一般内科医(間質性肺炎を専門としない呼吸器内科医も)の間に理解の差が生じる原因となっている.これが臨床における一つ目の壁と考えられる.

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