特集 クリニック・在宅で診る血液疾患―できること,できないことを見直そう
[Chapter 4] クリニック・在宅診療での血液疾患診療の壁と対策
在宅医療でのがん診療のいま
宮下 直洋
1
1医療法人社団wall402 HOME CARE CLINIC N-CONCEPT
キーワード:
在宅緩和ケア
,
JPHOPE
,
在宅化学療法
,
二人主治医制
Keyword:
在宅緩和ケア
,
JPHOPE
,
在宅化学療法
,
二人主治医制
pp.930-933
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika136_930
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★★★地域医療構想にて在宅医療が広まってきている.
★★造血器腫瘍の在宅緩和ケアにおける予後予測としてJPHOPEが有用である.
★★在宅化学療法の目的は有効性,安全性を維持しながらのQOL向上である.
★在宅化学療法の実施には,スタッフ教育,安全キャビネットなど設備の準備,病院との連携が重要である.
★★在宅化学療法は時間毒性の軽減に寄与する.
★★★造血器腫瘍でも在宅医療が選択肢となりうるため,医療者が適切な情報提供を行っていくことが重要である.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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