特集 血液疾患をプライマリ・ケアではどこまで診て,どのように専門医と連携をとるべきか?
専門医から一般内科へ紹介する場合
在宅医療および在宅緩和ケア
山村 武史
1
1医療法人社団敬正会あんクリニック訪問診療
キーワード:
在宅医療
,
在宅緩和ケア
,
在宅輸血
,
医療連携
Keyword:
在宅医療
,
在宅緩和ケア
,
在宅輸血
,
医療連携
pp.2233-2236
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227966
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Point
◎高齢化の進むわが国では血液疾患患者は増加傾向にあり,在宅医療の利用も増えてきている.
◎血液疾患患者は専門的知識が必要な場合が多いが,在宅医療に従事している血液専門医は少ない.
◎血液専門医不在の訪問診療クリニックに依頼する場合は,急性期病院とのより円滑な医療連携体制の構築が必要である.
◎在宅輸血は多大な労力とコストが必要であり,積極的に実施している訪問診療は少ない.今後の普及と安心・安全に実施できるシステムの構築が必要である.
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