書評
呼吸器細胞診アトラス―新たな国際判定基準運用の実際
立石 知也
1
1東京科学大学呼吸・睡眠制御学講座 准教授
pp.459-459
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_459
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- 文献概要
呼吸器臨床に携わっていると細胞診をオーダーする機会が必ずあり,細胞検査士,病理医の先生方のレポートに日々助けられている.しかし正直なところ,評者は呼吸器細胞診について体系的に学ぶ機会を今までもったことがなかった.肺がんは遺伝子変異の形式や組織型による治療反応性の違いがあることがわかってきており,病理組織診断,細胞診に関する知識を臨床医が日々updateしなければいけないことを日々痛感している.そこで,勉強のために本書を手にとった.
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