書評
杏林大学ICIBD直伝! IBD腸管エコーマニュアル[Web動画付]
安藤 朗
1
1滋賀医科大学 名誉教授
pp.1253-1253
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika134_1253
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- 文献概要
超音波検査(エコー検査)は,非侵襲的・安全で,臓器の動きや構造をリアルタイムで観察できるという大きな利点を有する.腸管エコーは,病変の描出や評価が術者の技量と患者の条件(体型やガスの存在など)に影響されるという弱点をもちながらも,その手軽さとリアルタイムでの観察が可能なことから,消化管領域における重要な検査法として注目されている.とくに炎症性腸疾患(IBD)領域では,腸管エコーを活用した疾患活動性のモニタリングが広まっている.
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