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第6章 代謝系に作用する薬剤
[脂質異常症治療薬]
PCSK9阻害薬
佐山 遥平
1
,
塚本 和久
1
1帝京大学病院 内分泌代謝内科
pp.863-866
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika131_863
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・PCSK9阻害薬は従来の薬剤とは異なる作用機序を有する,きわめて強い血中LDL-C低下作用をもつ薬剤である.
・PCSK9阻害薬はスタチン治療に追加して投与する薬剤であり,家族性高コレステロール血症(FH)や冠動脈疾患二次予防の高リスク症例が適応となるが,使用にあたっては慎重にその適応を考慮する必要がある.
・PCSK9阻害薬は高薬価な薬剤であり,継続使用時も適宜その適応を見直していく必要がある.
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